【はじめに】
たまに歴史書を読むとなんだかほっとするおおたろうです。
台風が去ったというのに今度は秋の長雨!天候が落ち着いてもらいたいものですな。
○タイトル:学校では習わない江戸時代
○著者:山本博文
○出版社:新潮社 文庫
○ISBN:978-4-10-116442-7
○初版:2007/02/01
【引用紹介文】
「参勤交代」や「元禄文化」を習っても、そこで止まっていては勿体無い。
大名行列がトラブルばかりと知り、近松こそが恋愛の発見者と分かれば、そこから先の江戸時代こそが面白い。時代小説や歌舞伎も材料に、江戸人たちの息づかいとホンネを読み、赤穂浪士の討ち入りや町奉行の制度から、武士のオキテと常識を感じ取る。江戸時代をとことんまで学べる一冊。
序章
第1章 江戸人たちの息づかい(「江戸学」で読む藤沢周平の世界;「歌舞伎」にもなった伊達騒動の謎 ほか)
第2章 武士たちの意地と処世(赤穂浪士と武士の気風;城明け渡しと武士の作法 ほか)
第3章 江戸の仕組みに隠れた本音(司法制度―奉行も勝手はままならず;危機管理―武威は国家のイデオロギー ほか)
第4章 徳川三百年の外交を読みかえる(「鎖国令」は存在しなかった;「朝鮮通信使」という大イベント ほか)
終章―時代のなかで歴史事実を読む
【感想】
この人が書く歴史読み物は非常に面白い。単なる面白いだけではなく資料を丹念に読み込み理論を時代に合わせて再構成するだけの力があるからなのだろう。説得力もある。読み応えがたまらない。
最近、江戸時代が流行している。例えばムダにしない社会システムとか文化とか検定試験などもあってなかなか賑やかだ。その江戸時代を題材にした読み物である。
冒頭にもあるが学校で習う歴史というのは通り一遍であり歴史を学ぶ意義がなかなか見いだせなかったりする。今回、そんなニッチは要求を満たす一冊になっている。藤沢周平の世界観がどの程度事実なのか?鎖国政策の生成過程を追うことで如何に幕府の政策に一貫性がないかを説明したりと実際、中高では教わらない内容ばかりである。
歴史認識は非常に大事ということが分かる。当たり前の話だけが江戸時代があって現代があるわけだから否定、無視をすることなんてできないのだ。それと同時に江戸時代に何がどのように考え行われたかを知らなさすぎる。
膨大な資料を基に著者は考察をしているだろうがたまに垣間見せる資料が過去の人の知性を知る手がかりになる。古文!今思うと過去の日本の息吹を知るためには必要なものだったんだ。
【終わりに】
そろそろ仲間と集まることを考えている。大体年末はみんな忙しすぎる。10月ぐらいに一度会うようにするプランを思いついた。
そんなこんなでもうそんな時期になってきたってことですな!
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【読書種別】楽しみ
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